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コンクールを終えて






ブログの更新が遅くなってしまい申し訳ございません。コンクールのことについて綴っていきたいと思います。
【東部大会】
韮山高校吹奏楽部は8月3日に富士ロゼシアターで行われた吹奏楽コンクールのA部門に出場しました。
課題曲はⅢ番「メルヘン」、自由曲は「カントゥス・ソナーレ」を演奏しました。今年は去年より人数が増えたとはいえ41人なので音量も課題でしたがそれ以上にクリアな演奏を目指して練習してきました。にらすいの課題はやはりピッチで、最後までピッチを合わせるのに苦労していました。英語科の先生方のご厚意によりLL教室(カーペットとカーテンの吸音効果でピッチがよくわかる。エアコン付き!!)をたくさん使わせていただけたので朝練や合奏でピッチを気にしながら練習することができました。しかしながら、そうして迎えた本番の演奏は理想とは程遠く、悔しさで涙する部員もいました。正直県大会には届かないと思っていました。ところが学校での積み下ろし後、小﨑先生からゴールド金賞と発表されました。その時は皆泣いて喜びましたが(達成感からというより安堵からでしょう)、田村先生や川口先生からは、指揮を見る人・従えない人が多かったこと、本番で発揮することの大切さ、1回限りの本番に対する集中力や厳しさ、仲間への配慮・コミュニケーションなど、本番の反省やこの部活に普段から足りないことを指摘されました。県大会出場が決まった今、去年と同じ順位にはなれたけれどこれで満足してはいけない。そうして、格上にしがみついていくための1週間が始まりました。
【県大会】
8月11日の県大会も富士ロゼシアターで行われました。
韮山高校は前が全国レベルの浜松聖星高校、後が今年の西部地区大会1位の浜松湖南高校という強豪校に挟まれ、その上課題曲が被っている(湖南までⅢ番が7連続)という悲惨なくじを引いてしまいました。舞台裏でも音圧がすさまじくプレッシャーはもちろん感じましたが、逆にこの演奏を聴けて幸せだなと思いました。自分たちの演奏は、完璧ではなかったにしても東部の時よりは上手くいってよかったです。東部からの1週間の成果が多少なりとも出せたと思います。表彰式まで他の学校の演奏を聴いていましたが何度鳥肌が立ったことか、上手い団体の演奏を客席で聴けることは本当に貴重な体験でした。それだけでも県大会に行けた価値があったというものです。
表彰式ではプログラム順に金・銀・銅賞が発表されました。「韮山高校...銅賞。」わかっていましたが県大会で銀賞や金賞をもらうのは本当に難しいです。上手いと感じた学校が銅賞だったときは県大会の厳しさに驚きました。すべての団体の賞が発表された後、東海に進む4団体が発表されました。「出演順○○番...「キャーー!」普通はこうなのですが、東海が当たり前の浜松S高校は歓声などあげませんでした。怖いです。
帰りのバスで小﨑先生が講評用紙を読んでくださいました。銅賞なので点数も厳しくつけられ、指摘されていることも多かったのですが、ある審査員はとても高い点数をつけてくださりました。賞の色は銅だったけれど、1人の審査員の心を打つことができ、順位は去年より2つ上げることができました。42年振りとなった去年の県大会出場に続き2連続で今年も行けたということで、少しずつではありますがにらすいも進化してきているのではないでしょうか。この結果は忙しい中指導に来てくださっている田村先生や各楽器のレッスンに来てくださっている先生方、顧問の小﨑先生や白井先生、そして日頃からにらすいを応援してくださっているすべての方々のおかげです。本当にありがとうございます。
コンクールが終わり、次はアンサンブルコンテストや定期演奏会などが控えています。皆様に最高の音楽を届けられるよう精進していきますので今後ともにらすいをどうぞよろしくお願いします。
8月1日 ホール練習

昨日は終日ゆうゆうホールにてホール練習をして最後の調整を行いました。
上の写真に違和感を覚えた人もいるかもしれませんが、本番の会場である富士ロゼシアターの音響に近づけるため反響板なしでやりました!今年は1回ロゼでホール練習ができているのでその時のことを思い出しながら本番を意識してできたと思います。基礎練をしてリペアさんがいらっしゃった後は瀕死の楽器を見てもらったりしながら合奏をしました。(どうして今になってバスドラムの金具が弾け飛んだり楽器が入院したりする羽目になるんだい!)個人的には良い練習ができたかなと思っていて、去年もそうだったのですがにらすいは本番直前の追い込みでの成長がすさまじく、最後の通しでは少し手応えを感じることができました...!
明日はいよいよ本番です。今まで自分たちが練習してきたこと、こだわってきた部分というのが聴いている人に伝わってくれるような演奏を目指して、悔いのないように頑張ります!!